自然療法をつたえるときに忘れてはいけないこと。○○療法だけ、ではなく。
おはようございます。
わたしは薬膳だったり、アーユルヴェーダだったり、
からだや生活をととのえるツールをいろいろと
学び、それを伝えていますが、
その際に、忘れてはいけないなぁと
思うことがあります。
それは
「これだけが正しい」
「これをやればよくなる」と
○○療法だけ、といった伝え方をしない、ということです。
メンタルからのアプローチが必要な人がいる。
カラダからのアプローチが必要な人がいる。
そしてもちろん両方の人が多い。
でも、その人にとって必要なことは
その人が実はちゃんと知っているのです。
わたしたちはついつい
これがいいよ、
これが原因、
こうすればいい、
と判断してしまいがちですが、
押しつけにならないように気をつけていきたいですね。
Оリングテストってご存知ですか。
自分で親指と人差し指、あるいは中指で
輪っかをつくり、もう一人の人が
その輪っかを外そうとします。
言った言葉が合っていれば
輪っかは外れませんが、合っていなければ
すっと外れます。
なんだか不思議ですが、わたしが
初めてそれをみたのは、漢方薬局で
薬剤師さんが薬を2種類の中からどちらにしようか、と
決めかねている時にОリングテストをされていました。
今通っている整体でもОリングテストを使って
整える部分を決めていっています。
頭で考えるよりもカラダは答えを知っているんですね。
わたしたちは、知識で判断するのではなく、
その人がもう自分で知っている答えを引き出す
お手伝いができるといいなと思います。
その引き出しが豊かであるように、
勉強や経験は必要ですけどね。