助産師もちこの、身体の声をききながら。こころの声をききながら。

身体とココロに優しい暮らしをシェアしていきたいと思います。

【スポンサーリンク】

妊婦さん向けの栄養指導。薬膳的にはどうなの?

こんにちは。

助産師もちこです。

 

産婦人科では、

栄養士さんによる妊婦さん向けの

栄養指導が行われているところが多いと

思いますが、

みなさんの通院している病院ではどうですか。

 

わたしの病院でもあります。

 

妊娠すると、というか

妊娠前からですが、

食生活ってとても大事です。

食事によって私たちの身体はつくられているわけですし、

赤ちゃんの身体も作られていくわけです。

だからといって、

たとえばつわりの時に食生活が大事だからと言って

無理に食べる必要はありません。

つわりは「今は食べないで~」という身体からの

メッセージだったりもするので。

つわりもなく、あるいは落ち着き、

ごはんがおいしく食べれるときに何をたべるか、という

おはなしです。

 

だいたい病院での栄養指導というと、

塩分を控えめに、だったり、

カルシウムをしっかりとりましょう、そのために

牛乳やお魚をとりましょう、だったり、

鉄分摂取だったり。

もちろん大事です。

 

でも、と私は思うわけです。

カルシウム=牛乳っていまどき

時代遅れではないのかい?

塩分を外食やお惣菜を買うときにチェックしてと

いわれても、

そもそも外食なんかだと、塩もちゃんとした

塩じゃないだろうし、減塩メニューといったって、

その塩とるなら、少し塩分高めでも

ちゃんとした塩を摂った方がいいんじゃない?とか。

 

むかし健康オタクだった私は、

いろいろな食事法を経験してます。

で、結論として、

結局その人にあった食事でないと、

いくらいいといわれているものでも、

害になることもあるのです。

 

妊婦さん向けの栄養指導って、

栄養素からみての指導なので、

栄養素として必要なものでも、

食材として考えると、妊婦さんによって

合うものと合わないものがあるのです。

 

わたしは薬膳の考え方が

好きです。

食べ物を栄養素としてばらばらに

みるのではなく、

またその食べ物を食べる人にとっても

その人にあわせた食事がいいとする考え方。

季節も考え、その時その時にあわせた食事。

 

妊婦さんといっても

それぞれ体質はちがうので、

その人にとって合う食事を

考えられるといいなと思います。

 

そのためには、

自分の体質も把握する必要がありますね。

薬膳の詳しいことは、

また別記事で書こうと思います。

 

 

【スポンサーリンク】