助産師もちこの、身体の声をききながら。こころの声をききながら。

身体とココロに優しい暮らしをシェアしていきたいと思います。

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つわりはつらいです・・・薬膳からの対処法

おはようございます。

 

ここしばらく

つわり、悪阻で入院される方が

続いたので、

つわりについての記事をかいてみようかと

思います。

 

つわり、つらいですよね・・・

妊娠というと、「うっ・・・」と

手を口に当てて「もしかして・・・妊娠?」という

シーンがドラマでもあったりしますが、

それぐらい、妊娠するとつわりが当たり前、と

受けとめられている感じがします。

つまり当たり前だから、我慢するもの、という・・・

 

でも実際つわりの方をみていると、

少しでも楽にならないものかと思います。

もちろん妊娠初期の一時期をぬければ

落ち着く方がほとんどなんですけどね。

ただその渦中にいる人は

つわりがいつまでも続くような気がするし、

先がみえないつらさもあります。

 

つわりの時期は妊娠初期で、

カラダも妊娠という大事業のために

一生懸命適応している時期です。

適応していく過程の中で

いろいろと症状がでてくるわけですが、

つわりもそのひとつ。

原因は、これ、というものが特定されるわけではないですが、

ただカラダの問題というわけではなく、

こころの問題も大きくかかわっている場合もあります。

 

妊娠という子宮でヒトをひとりこれから育てていく

大事業では、とにかくカラダは子宮最優先になります。

あたまを使いすぎて脳ばかりに血流を送っている場合では

ないし、消化も実はとてもエネルギーを使うので

消化に多くの血流を送っている場合でもない。

病気のときはなにも食べたくなくなりますよね。あれは

免疫がしっかりはたらくために、消化まで

エネルギーをまわせない状態です。

妊娠中も子宮最優先なので、消化力が落ちます。

 

また、現代の生活はあたま優先であたまで考えて

行動してきている場合がおおいですが、

じぶんが本当に望んでいること、

心地よいこと、を選択していくことが

だいじになってきます。

からだとこころが求めていること。

それに気づいていくこと。

つわりがこころに関係している場合が

多いと書きましたが、カラダとこころが

求めているものに素直になっていくというのも

大事になってきます。

 

妊娠、出産を経験し、おおくのお産をみるなかで、

人間もやっぱり動物なんだな、と思います。

 

からだは一生懸命妊娠に適応しようと

がんばっているので、

それを助けてあげる、はやく適応できて、

からだも楽になるといいですよね。

 

薬膳からの対処法、と聞いて、

「え、食べれないのに薬膳?」と

思われたかもしれないですね。

もちろんつわりにいい食材を

もりもり食べるわけではないです。

食べ物を口にいれるだけでもどしてしまう、

そもそも食べたくない、という状態だとは

思うのですが、

少し飲み物を口に含む、そのときに

すこしだけいっしょに口に含んでもらう、

そのちょっとずつのくりかえしで

楽になる方もいるとおもうので、

お伝えします。

 

ショウガをすりおろして絞って

その搾り汁をちょっとなめてみてください。

ショウガには吐気をおさえてくれるはたらきが

あります。

薬膳茶にもジンジャーはありますが、

それだと量を多く飲んでしまう可能性が

あるので、妊娠中は✖です。

薬膳茶では、ローズヒップ

おススメです。

 

でも、カラダは自分が必要なものを知っています。

頭で考えてしょうが汁をなめるのではなく、

カラダが求めていると感じたら、ですね。

妊娠中はカラダとココロが求めているものを

受けとめる力を磨いていけるといいですね。

 

 

 

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